那須野の風に乗って

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新年のご挨拶



新年のご挨拶を申し上げます
                                                2011年1月2日
                                               日替わりで3日は「春の海」です


千鳥の曲 (吉沢検校作曲)

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吉沢検校と「千鳥の曲」
吉沢検校は9歳で失明し 父親の初代吉沢検校から地歌、筝曲、胡弓を学び荻野検校からは平家琵琶を学
びました。 又、国学者に就いて国学も学び和歌にも精通していました。 父の後を継ぎ検校になってから尾
張徳川家の諸々の行事等で筝などの演奏を仰せつかり、次第に藩の信頼を得るようになり、やがて尾張の
盲人支配頭に出世し5人扶持をも賜るまでになった。幕末頃の名古屋、京都を通じての人気音楽家でした。
「千鳥の曲」は元々は胡弓と筝との合奏曲として作曲されましたが幕末頃の日本では胡弓の奏者が少なく
演奏に支障をきたすことがあったので後で尺八との合奏曲に編曲し直したそうです。箏曲の中で「六段の調
べ」と並んで有名なものです。 千鳥を詠んだ和歌二首から唄がつくられており、前段、前唄、手事、後唄の
部分から成っています。 手事の部分 (アップテンポの部分) の箏と尺八のかけあいが聞かせどころです。
上掲の「千鳥の曲」は唄の部分を省いた「手事」(器楽演奏)のみのものです。
当時の日本は復古調で古い文学や和歌が見直されよく研究され、優れた国学者を多数輩出させました。そ
んな風潮の中で吉沢検校も「千鳥の曲」の作曲の際に前唄と後唄の歌詞に「古今和歌集」と「金葉和歌集」
から二首を選んでいます 次にその唄を載せておきます。 下のYouTubeの洗足学園音楽大学制作「伝統音
楽デジタルライブラリー」での「千鳥の曲」は前唄が入った唄入りのものなので参考のため載せておきました

   歌 詞
       塩の山 差し出の磯にすむ千鳥 君が御世をば 八千代とぞ鳴く (古今集)
    淡路島 通ふ千鳥の鳴く声に 幾夜寝覚めぬ 須磨の関守  (金葉集)
                              尚、この二首は「百人一首」にも撰じられています


洗足学園音楽大学制作「伝統音楽デジタルライブラリー」より
「千鳥の曲」前唄入り  後半の手事部(器楽曲)の素晴らしい演奏をお聴き下さい




2011/01/02   未分類    

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